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“隕石”落下で100人以上がケガ 露

2013年2月15日 16:47
“隕石”落下で100人以上がケガ 露

 ロシア西部・ウラル地方に日本時間15日正午過ぎ、隕石(いんせき)とみられる物体が落下し、地元メディアによると100人以上がケガをしている。

 インターファクス通信によると、ロシア非常事態省は、日本時間15日正午過ぎ、ウラル地方チェリャビンスク近郊に隕石とみられる物体が落下したと発表した。強い光を放つ物体が視界いっぱいに大きく空を横切る様子が、一般市民によって撮影されている。落下する際の振動で、多くの家などでガラス窓が割れる被害が出ているという。また、付近の135の学校もガラスが割れ、ケガ人が出ている。さらに、亜鉛を扱う工場の屋根や壁が部分的に崩落しているという情報もある。

 この隕石の落下で100人以上がケガをして、病院で手当てを受けている。

 また、ロイター通信は、チェリャビンスクから約200キロ離れたエカテリンブルクでも落下する様子が捉えられたと伝えるなど、目撃情報は広範囲にわたっている。