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H7N9型鳥インフル 感染者は計46人に

2013年4月13日 18:28
H7N9型鳥インフル 感染者は計46人に

 中国で、H7N9型鳥インフルエンザへの感染が相次いでいる問題で、北京市の衛生当局は13日午前、7歳の女児が感染したと発表した。首都・北京での感染確認は初めて。

 北京市衛生局によると、H7N9型鳥インフルエンザに感染したのは、北京市内に住む7歳の女児。女児は一時、高熱が出たということだが、現在、病状は安定しているという。女児と濃厚接触した両親については症状は見られていない。

 北京市の当局によると、両親は今月6日まで、自宅で生きたニワトリをさばき、販売する仕事をしていた。ニワトリは全て売られた後で、一部はこの村以外に住む人の手にもわたったという。市の農業局によると村の他の鳥は殺処分され、サンプル検査ではウイルスは見つからなかった。

 H7N9型鳥インフルエンザへの感染はこれまで上海とその周辺地域に集中しており、北京で確認されたのは初めて。感染者は13日、新たに江蘇省でも2人増え、計46人となった。