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鳥インフル感染確認で殺処分続く 有田町

2015年1月18日 20:52
鳥インフル感染確認で殺処分続く 有田町

 鳥インフルエンザ感染が確認された佐賀県有田町では、感染が見つかった鶏の殺処分が行われている。

 鳥インフルエンザ感染が確認された養鶏場では、18日未明から鶏の殺処分が進められている。同じ業者の2つの養鶏場で約7万3000羽が飼育されていて、佐賀県では、感染の確認から24時間となる19日未明までに作業を終えたいとしている。進捗に遅れが見られたことから、佐賀県の山口知事は18日朝、自衛隊に災害派遣要請し、陸上自衛隊久留米駐屯地の約130人が午後、現地入りした。

 佐賀県で初めて鳥インフルエンザが確認されたことで、県内の養鶏業者からは風評被害を心配する声も聞かれた。ウイルスの拡散を防ぐため、感染が確認された養鶏場周辺に出入りする車を消毒するためのポイントが14か所設置され、約半分は24時間態勢で対応にあたることになっている。