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靖国参拝などに韓国反発 日本の大使に抗議

2013年4月25日 13:11

 安倍政権の閣僚や各党の国会議員168人が23日、靖国神社を参拝したことなどを受け、韓国の金奎顕第1外務次官は25日、日本の別所大使を呼び、抗議した。

 韓国では、麻生副総理ら3人の閣僚と各党の168人の国会議員らが春の例大祭に合わせて靖国神社を参拝したことや、安倍首相が国会で「侵略の定義は定まっておらず、国と国との関係においてどちらから見るかで違う」と述べたことなどに反発が強まっている。

 金奎顕第1外務次官は25日朝、韓国に駐在する別所大使を呼び、「日本政府と政界の人々のゆがんだ歴史認識と時代錯誤的な言動に強い遺憾の意を表する」と抗議した。これについて日本側は、「従来の日本政府の立場に基づいて回答した」という。

 尹炳世外相は25日、国会で「日本の時代錯誤的な考えは代償を伴うだろう」と述べた。