放火焼失から5年、南大門が復元 韓国
2008年、放火によってほとんどが焼失した韓国・ソウルの観光名所、南大門の復元工事が終了し、記念式典が行われた。
14世紀に建造された南大門は韓国の国宝第1号で、日本人も多く訪れる観光名所だった。しかし2008年2月に放火され、楼閣のほとんどが焼けた。
5年をかけて復元された門の前で4日、記念式典が行われ、チマ・チョゴリ姿で出席した朴槿恵大統領は「(南大門の復元が)民族の誇りをよみがえらせ、新たな時代と希望の門を開くと信じています」と述べた。
修復にかかった費用は22億円余りで、延べ人数3万5000人が工事に携わった。放火などを防ぐためにスプリンクラーや監視カメラが設置され、24時間態勢で監視を行うという。