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中国軍機関紙、日本のアフリカ支援策を批判

2013年6月3日 11:11
中国軍機関紙、日本のアフリカ支援策を批判

 中国軍の機関紙が2日、「TICAD V」(=第5回アフリカ開発会議)で日本が表明したアフリカ支援策について、批判する論評を掲載した。

 横浜市で開かれているアフリカ開発会議で安倍首相は、今後5年間で最大約3兆2000億円の支援を表明した。これについて中国人民解放軍の機関紙「解放軍報」は2日、「国連安全保障理事会の常任理事国の椅子を金で買えると思ったら大きな間違いだ」などと批判した。また「政治大国になりたいのなら、まず真剣に自らのことを反省するべきで、金をばらまいて人の心を買収すべきではない」と指摘。

 アフリカ諸国への影響力を強める中国が、日本の動きを強く意識していることをうかがわせる。