アメリカの雑誌「タイム」は１６日、毎年恒例の「世界で最も影響力のある１００人」を発表し、日本人では作家の村上春樹さんと片づけコンサルタントの近藤麻理恵さんが選ばれた。

　村上春樹さんは去年、ノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさんらとともに、「時代の象徴」部門に選ばれた。

　また、芸術家部門には「人生がときめく片づけの魔法」など、片づけのコツを解説した著書がベストセラーになった近藤麻理恵さんが選出された。近藤さんの本は英語やフランス語などに翻訳されるなど海外でも話題となっており、アメリカ人の女優は「近藤さんのおかげで古い靴下にさよならできた」とコメントを寄せている。