ペレ氏の棺、スタジアムに安置 多くファンが最後のお別れ「偉大な人物を失った」
「サッカーの王様」と呼ばれ、先月、亡くなったペレ氏の棺(ひつぎ)に多くのファンが弔問に訪れました。
先月、82歳で亡くなったペレ氏の棺は2日、ブラジル・サンパウロ州サントスにあるペレ氏がかつて所属していたチームのスタジアムに安置されました。棺の周りには関係者が集まり、祈りをささげ、頭に手を添えていました。
会場には多くのファンが列をつくり、ペレ氏に最後のお別れを告げました。
弔問に訪れた人「すべての人の憧れであり、国の地位を高めた偉大な人物を失ってしまったのだ」
海外メディアによりますと、弔問は24時間行われ、3日、棺はサントスの町を回ったあと墓地に葬られます。
ペレ氏は世界で唯一、ワールドカップで3回優勝する偉業を成し遂げ、「王様ペレ」などと称されました。去年9月に結腸腫瘍の手術を受けて以降、入退院を繰り返し、多臓器不全により亡くなりました。