サッカーの元ブラジル代表で「王様」と称されるペレ氏が82歳で亡くなりました。訃報を受け、サッカー界からはSNSで続々と追悼メッセージが発信されました。

W杯カタール大会でペレ氏に並ぶブラジル代表最多の通算77ゴール目を挙げたネイマール選手は「ペレが現れる前は（背番号）10番はただの数字だった。ペレが全てを変えた。サッカーを芸術に変え、エンターテインメントに変えた。サッカーとブラジルは、王様のおかげで地位を上げた。彼はいないが、彼がかけた魔法は残り続ける。ペレは永遠だ！！」と歴史を作ってきた偉業をたたえました。

アルゼンチン代表のリオネル･メッシ選手は「ペレよ、安らかに眠れ」とコメント。

さらに、日本からも本田圭佑選手が「ペレ。本当に本当にありがとうございました」と感謝が示されました。

ロイター通信によりますと、ペレ氏の娘が29日、ペレ氏が亡くなったことをSNS上で発表。ペレ氏は、昨年9月に結腸腫瘍の手術を受けて以降、入退院を繰り返していたということです。