アメリカ・ロサンゼルスで１１日、世界最大級のゲームの見本市「Ｅ３」が始まった。スマートフォン向けのゲーム市場が拡大する中、ゲーム機メーカーはスマートフォンを意識した機能を追加し、巻き返しを図っている。

　ロサンゼルスで１１日に始まった見本市には、約２００社が参加している。ソニーは年末商戦に投入する次世代機をアピールした。７年ぶりに新型として発表する「プレイステーション４」は、指でなぞって操作するタッチパッドが初採用された。ボタン一つでゲーム内容をインターネット上で共有できる機能が設けられ、スマートフォンとの連携も強化されている。

　また、マイクロソフトの「Ｘｂｏｘ　Ｏｎｅ」は、映画や音楽などゲーム以外の機能もアピールするなど、主要メーカーは巻き返しを図っている。