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ツァルナエフ被告、30の罪全てで無罪主張

2013年7月11日 11:08

 アメリカ・ボストンの爆弾テロ事件のジョハル・ツァルナエフ被告の初公判が10日に開かれ、被告は30の罪全てで無罪を主張した。

 今年4月のボストンマラソンを狙ったテロ事件では3人が死亡、260人以上がケガをして、アメリカ人のジョハル・ツァルナエフ被告は、大量破壊のための武器で死に至らしめた罪など、30の罪に問われている。

 アメリカ・NBCテレビによると、初公判で左手に包帯を巻いて現れたツァルナエフ被告は、椅子に浅く腰かけながら、時折口元をゆがめるような笑みを見せたという。そして、罪状認否で一つ一つの罪が読み上げられるたびに「無罪だ」と述べたという。

 法廷では、ケガをした被害者のうち30人が裁判を傍聴した。次回の公判は9月23日に開かれる予定。