タイ・インラック前首相、初公判で無罪主張
タイの最高裁判所で19日、在任中に自身がとった政策を巡り、職務怠慢の罪に問われているインラック前首相の初公判が行われ、インラック前首相は無罪を主張した。
タイのインラック前首相は在任中、市場価格より高くコメを買い上げる制度を続け、国に損失を与えたなどとして、職務怠慢の罪で起訴されている。
インラック前首相「自分は無実だという自信があります。法廷でその証拠をお見せします」
19日にバンコクで行われた初公判で、インラック前首相は「全ての嫌疑を否定します」と無罪を主張した。インラック前首相は今年1月、国会にあたる「立法議会」に弾劾され、すでに5年間の政治活動を禁止されているが、今回、有罪となれば、最高で禁錮10年となる可能性もあり、支持者らの反発が予想される。