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開城めぐる協議、韓国打ち切り辞さない構え

2013年7月26日 2:08

 韓国と北朝鮮は25日、開城工業団地の操業再開に向けて6回目の協議を行ったが、物別れに終わり、韓国側は協議打ち切りも辞さない構えを示した。

 韓国は、北朝鮮側が開城工業団地の操業を再び一方的に中断しないよう再発防止を求めていたが、合意には至らず、次回の協議日程も決まらなかった。

 韓国側は「北朝鮮が再発防止で誠意ある対応をしなければ、重大な決心をするしかないだろう」と、北朝鮮との協議打ち切りも辞さない構えを示した。

 一方、北朝鮮側は「韓国が誠意のない態度を見せ決裂の危機に追い込んだ」と非難。「工業団地の事業が破綻すれば、再び軍隊が駐留するだろう」と威嚇しており、協議は決裂する可能性も出てきた。