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マララさん、本から学ぶことの重要さ訴える

2013年9月4日 1:47

 パキスタンで女性の教育の権利を訴えて銃撃された少女、マララ・ユスフザイさん(16)が3日、イギリス・バーミンガムで図書館の開館セレモニーに出席し、本から学ぶことの重要さを訴えた。

 マララさん「ペンと本はテロリズムを打ち破る武器になります。世界に平和と繁栄をもたらす唯一の方法は、読書をして教育を受けることです」

 マララさんは去年10月、イスラム武装勢力から銃撃されて重傷を負い、治療と安全の確保のためバーミンガムで生活している。

 スピーチでは、シリアで内戦が続いていることなどを挙げ、「世界で約5700万人の子供が学校に通えていないことを忘れてはいけない」と訴えた。