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来年の「北京APEC」に大気汚染の懸念

2013年10月9日 23:06

 APEC(=アジア太平洋経済協力会議)首脳会議が行われたインドネシア・バリ島で中国・北京市政府が会見し、来年のAPECを北京市郊外で開催すると発表した。ただ、早くも大気汚染の影響を懸念する声も出ている。

 来年のAPEC開催地は、北京市中心部から東に約50キロ離れた湖に面した観光地。ただ、バリ島で北京市政府が行った会見では記者から北京周辺で深刻化している大気汚染の影響を懸念する質問が相次いだ。北京市政府は「すでに成熟した大気汚染の対策があり、必要に応じてさらに措置を講じる」と話し、対策の強化を強調した。

 また、今回のAPECに台湾の馬英九総統は出席しなかったが、中国が開催国となる来年、中国と台湾のトップが初めて対面することになるのか注目される。