北朝鮮“ミサイル発射” 今回の発射について、いまのところ北朝鮮側の言及なし…前回は発射から約3時間後に“失敗”発表
韓国軍は、北朝鮮が「北朝鮮の主張する宇宙発射体」を発射したと発表しました。ソウルから中継です。
韓国軍は北朝鮮が24日午前3時50分ごろ、西部・東倉里周辺から南に向けて「宇宙発射体」1発を発射したと明らかにしました。
この東倉里には「西海衛星発射場」があり、北朝鮮が24日から31日かけて打ち上げると通報していた衛星ロケットが発射されたものとみられます。
北朝鮮は今年5月、弾道ミサイルの技術を使った軍事偵察衛星を打ち上げたものの、エンジンに異常があり失敗したと明らかにし、早期に再び打ち上げると強調していました。
前回は発射からおよそ3時間後に、北朝鮮メディアが打ち上げの失敗を発表していましたが、今回の発射について、いまのところ北朝鮮側の言及はありません。
北朝鮮としては、今週からアメリカと韓国が行っている合同軍事演習を強くけん制するとともに、来月9日の建国75年の記念日に向け、国内の雰囲気を盛り上げる狙いもあるとみられます。