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習主席“スモッグ”の中、北京市内を視察

2014年2月26日 17:09

 大気汚染のスモッグが中国・北京の街を覆う中、習近平国家主席が市内の観光地に視察に訪れた。

 中国メディアによると、習国家主席は25日、北京市内で古い街並みが残り観光地としても知られる地域を突然訪れた。北京市内は25日で6日連続スモッグに覆われており、このときもPM2.5の濃度が日本の環境基準の13倍にも達していた。

 インターネット上では「一緒にスモッグを吸ってくれる主席に感動した」などと評価する声が目立つ。習主席は去年12月にも一般客に混じって肉まんの店を訪れており、今回も庶民派をアピールする狙いがあるものとみられる。