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中国が「物体発見」と発表 航空機不明

2014年3月23日 1:34
中国が「物体発見」と発表 航空機不明

 マレーシア航空機が消息を絶ってから2週間がたつが、中国当局は22日、衛星写真からインド洋南部で漂流物とみられる物体を発見したと発表した。

 衛星画像は18日に撮影されたもので、インド洋南部の海域で長さ約22メートル、幅約13メートルの物体が発見された。マレーシア航空機の残骸(ざんがい)かどうかはまだ確認されていない。今回、発見された場所は、既にオーストラリア当局が見つけた場所から、南西に120キロほど離れた地点だということで、同一の物体かどうかもわかっていない。

 一方、22日付のイギリスの新聞「デーリー・テレグラフ」紙は、マレーシア航空機が離陸する前から交信が途絶えるまでの54分間に渡る地上との交信記録を入手したと報じた。それによると、交信内容は「完全に通常のやりとり」にみえるという。しかし、同じ高度3万5000フィートを飛行中であることを、わずか6分間に2回報告するという通常では不必要なやりとりも見受けられると指摘している。