W杯決勝戦直前も反対デモ 警官隊と衝突も
「2014 FIFA ワールドカップ ブラジル」の決戦の場となったリオデジャネイロでは13日、大会開催に反対するデモが行われ、一部が警官隊と衝突した。
デモは決勝戦の直前に行われ、約500人が参加、一部のデモ隊は、試合が行われるスタジアム方面に突入を試み、それを阻止しようとした警官隊と衝突した。
デモは大会への巨額の予算投入を批判し、賃上げや交通インフラの改善など生活の向上を求めるもので、この衝突でデモ隊の6人がケガをした。
デモ隊参加者「みんなワールドカップを楽しんだかもしれないが、明日から現実に戻ります。医療問題など何も解決していない」
大会期間中は沈静化していた反政府デモだが、政府に対する国民の不満は根強く、混乱は今後も続きそうだ。