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米大統領 露大統領名指しで「調査協力を」

2014年7月22日 7:42

 マレーシア航空機がウクライナ東部で墜落したことをめぐり、国連の安全保障理事会は日本時間22日午前4時過ぎ、調査団の墜落現場への立ち入りを認めるよう要求する決議を採択した。これに先立ってアメリカのオバマ大統領はロシアのプーチン大統領を名指しして、親ロシア派に調査に協力させるよう強く求めた。

 オバマ大統領「ロシア、特にプーチン大統領は親露派を調査に協力させる責任がある」

 オバマ大統領は、親ロシア派への支援を続ければ「ロシアはさらに孤立し、支払う代償はますます大きくなるだろう」と述べ、制裁を強める可能性にも言及した。

 一方、ロシア軍の高官は21日、ロシアが供与したという指摘が出ている地対空ミサイルについて、「親ロシア派に供与していない」と関与を否定した。