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NYダウ株小幅上昇 終値1万6443ドル

2014年8月7日 7:42

 6日のアメリカ・ニューヨーク市場は、ウクライナ情勢などが重荷となって売り買いが交わる展開となり、ダウ平均株価は前日比13ドル87セント高の1万6443ドル34セントで取引を終えた。

 また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数は2.21ポイント高の4355.05となった。

 朝方は、ウクライナ情勢でのロシア軍の動きなどを受けて、欧米とロシアの緊張が高まることを懸念した売り注文が先行した。しかしその後は、安くなったエネルギー株などの銘柄を買い戻す動きが活発に。売りと買いが交わる展開となり、小幅に値上がりする結果となった。

 当面、市場ではウクライナ情勢を横目に見ながら、アメリカの経済情勢による利上げ時期に注目していくことになる。