人口350万人の都市“ロックダウン”に… 中国
北京オリンピックの開会式に出席したパプアニューギニアの首相が新型コロナウイルスに感染していたことがわかりました。一方、中国南部にある人口およそ350万人の都市が事実上のロックダウンとなりました。
◇
コロナ禍の厳戒態勢の中、2月4日に開会式が行われた北京オリンピック。その開会式に出席したパプアニューギニアのマラペ首相が、新型コロナウイルスに感染していたことがわかりました。
中国外務省によりますと、マラペ首相は北京到着後のPCR検査で陽性が確認され、診察と治療を受けたということです。開会式の翌日(5日)に行われたマラペ首相と中国・李克強首相の会談は、オンライン形式で行われました。
◇
一方、中国南部、人口およそ350万人の広西チワン族自治区の百色市では、新たに事実上のロックダウンとなりました。
7日までの3日間で107人の感染が確認され、この中にオミクロン株の感染も含まれるということです。
市の当局は、市民全員のPCR検査を行うとともに、検査などで必要な場合を除き、外出を自粛するよう通達。公共交通機関もストップし、企業や学校も閉鎖されています。