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NYダウ9ドル安 終値1万6560ドル

2014年8月13日 7:37

 12日のアメリカ・ニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価が3日ぶりに下落した。売り、買いともにめぼしい材料がない中、この先の利上げへの懸念が重荷になっている状況。

 12日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価は前日比9ドル44セント安の1万6560ドル54セントで取引を終え、3日ぶりにやや下落した。ハイテク株が中心のナスダック総合指数も、同じく3日ぶりの下落で、12.08ポイント安の4389.25だった。

 12日は新規の買いの材料が乏しい中、ウクライナや中東などの情勢が依然として懸念材料となった。また、12日発表されたアメリカの求人件数が13年ぶりの高い水準になったことから、利上げが早い時期に行われるのではないかとの不安も広がり、値を下げた。この先も利上げの時期をめぐり、市場は様子見のムードが続くと市場関係者はみている。