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ウクライナ情勢 停戦作業グループ設置へ

2014年9月2日 12:02

 ウクライナ東部の情勢をめぐり1日、親ロシア派も交えた当事者による協議がベラルーシの首都ミンスクで行われ、停戦に向けた作業グループを作ることで合意した。

 ロシアメディアによると、協議はウクライナ・ロシア・OSCE(=ヨーロッパ安全保障協力機構)に親ロシア派の幹部も交えて行われた。親ロシア派幹部によると、協議では捕虜の交換や重火器の使用制限・停戦について話し合う作業グループを作ることで合意し、5日も話し合いを続けるという。

 また、協議で親ロシア派は軍事や外交での独立を視野に入れた「特別な地位」を求めたという。

 こうした中、ウクライナ政府は、1日、ウクライナの国境警備艇2隻が親ロシア派から攻撃を受けたと明らかにしたほか、政府軍がルガンスク空港から撤退したと発表している。