決勝前日 米メディアは「錦織が優勝」
テニスの全米オープンで、錦織圭選手が4大大会シングルスで日本人初の決勝進出を決めた。日本時間9日朝の試合を前に、アメリカのメディアは、多くが錦織選手が優勢だと伝えている。
錦織選手は、4大大会7回の優勝を誇るセルビアのノバク・ジョコビッチ選手を破って決勝進出を決めた。決勝の相手は、クロアチアのマリン・チリッチ選手。198センチの身長をいかし、威力あるサーブを武器とする。
決勝を翌日に控え、現地・ニューヨークでは錦織選手が勝つとの声が優勢となっている。
会場周辺のファンらは…
「錦織は突出しているよ。動きがとても速い」
「チリッチの方が経験豊富だし、コートでも焦らないと思う」
「錦織は速くてボールを全部返すし、あの身長にしてはすごいパワーだ」
また、アメリカのメディアも多くが、錦織選手の「正確性と動きの良さ」「粘り強さ」などを挙げて、「優勝する」との分析をしている。
一方、錦織効果で商品の売り上げも伸びている。スポンサー契約を結ぶユニクロは、ニューヨークの五番街にある店で錦織モデルのウエアを販売していたが、完売したという。