モアイ像にも被害「修復不可能」…イースター島で山火事が発生
南米チリのイースター島で山火事が発生し、モアイ像にも被害が及んでいます。
ロイター通信などによりますと、イースター島で今週初めに発生した山火事は7日までに100ヘクタール、東京ドームおよそ21個分の広さに燃え広がり、モアイ像にも火の手が及びました。
地元当局によりますと熱せられたモアイ像には大きな亀裂が入る恐れがあり、修復不可能で計り知れない被害が出ているということです。
地元の代表「焼けたモアイ像を見るのはとてもつらい。風雨や太陽光によるダメージもあり、火災はそれを一気に加速させたのです」
およそ900体のモアイ像があり世界遺産に登録されているラパ・ヌイ国立公園は新型コロナウイルスの影響で停止していた観光客の受け入れを今年8月に再開したばかりでした。