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「イスラム国」対応 有志連合“軍事”協議

2014年10月15日 16:18

 イスラム過激派組織「イスラム国」への軍事作戦をめぐり、アメリカが主導する有志連合22か国の軍・制服組の首脳がアメリカ・ワシントンに集まり、今後の対応を協議した。

 14日に行われた「イスラム国」対応会議は、アメリカ国防総省の制服組トップ、デンプシー統合参謀本部議長の呼びかけで行われたもので、欧米やアラブ諸国など有志連合22か国の軍・制服組の首脳が参加した。また、協議にはアメリカのオバマ大統領も出席し、「イスラム国」の壊滅という目標に向けて有志連合は団結していると強調した。

 オバマ大統領「これは長期的な問題だ。すぐに解決できる問題ではない。だが、有志連合はこの長期的な戦いにおいて団結している」

 またオバマ大統領は、シリア北部の都市アインアルアラブで激しい戦闘が続いていることに深い懸念を示し、今後も空爆を続けていくことを明らかにした。