NYダウ19ドル高 終値1万6399ドル
週明けのアメリカ・ニューヨーク株式市場でダウ平均株価は、下落が続いた先週から一転、小幅に上昇した。割安となった株を買い戻す動きが広がったため。
20日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価は、先週末比19ドル26セント高の1万6399ドル67セントで取引を終えた。またハイテク株が中心のナスダック総合指数は57.63ポイント上げ、4316.07だった。
先週、下落が続きほぼ半年ぶりの安値となったダウ平均株価は、21日も取引開始直後はコンピューター大手のIBMの決算が減収・減益となったことなどから、さらに下がった。しかし、その他のアメリカのハイテク企業を中心に決算が良い見通しであることや、先週、割安となった株を買い戻す動きが広がったことから徐々に株価は上昇した。市場関係者は「株価は先週底を打ったことで、今後、ゆるやかに上昇するのではないか」と話している。