１９日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は、住宅着工件数が高い伸びを示したことなどを受け、ダウ平均株価はこの日も過去最高値を更新した。

　１９日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価は前日の終値から１３ドル５１セント高い１万８３１２ドル３９セントで取引を終えた。またハイテク株が中心のナスダック総合指数は８．４１ポイント下げ５０７０．０３だった。

　この日は、小売最大手のウォルマートストアーズの決算が「減収・減益」だったことから、一時は、売りが優勢となった。しかし、４月の住宅着工件数が、前月比２０．２％増加と高い伸びを示したことを受けてアメリカ経済への期待感が高まり、ダウ平均株価を押し上げた。また、ヨーロッパ主要国の株価指数が上昇している事などもプラスに働き、ダウ平均株価は２日連続で過去最高値を更新した。