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NYダウ続落 終値1万7841ドル

2015年5月7日 7:35

 6日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は、民間の雇用指標が市場予想を下回ったことなどを受け、売りが先行し、ダウ平均株価は値を下げた。

 6日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価は前日の終値から86ドル22セント安の1万7841ドル98セントで取引を終えた。またハイテク株が中心のナスダック総合指数も19.69ポイント下げ4919.64だった。

 この日は、朝方に発表された民間の雇用指標が市場予想を下回ったことで、アメリカの雇用の回復が鈍ってきているのではないかとの懸念が強まり売りが先行した。また、市場関係者によると、FRB(=アメリカ連邦準備制度理事会)のイエレン議長が「アメリカの株式相場は高い水準にあり注意が必要」との認識を示したことから市場に警戒感が広がり、売りにつながったという。

 結果、ダウ平均株価は2日連続で値を下げた。