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NY株17ドル高 終値1万7383ドル

2014年11月5日 8:03

 4日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は売り買いが交錯する展開となったが、「小売」の売上高が増加しているとの発表などを受け、ダウ平均株価は小幅に値を上げた。

 4日、優良株で構成するダウ平均株価の終値は前日比17ドル60セント高の1万7383ドル84セントで取引を終えた。一方、ハイテク株が中心のナスダック総合指数は15.27ポイント安の4623.64だった。

 この日は、原油の価格が急激に下がった事などを受け、エネルギー関連の株は売りが先行し、値を下げた。また、アメリカの貿易赤字が前の月より7%以上増加した事で輸出関連企業なども値は下がった。一方、10月の小売の売上高が前の年より4%増加した事や、10月のアメリカの新車販売台数が増加した事などでアメリカの景気が上向きとの見通しが強まり大型株を中心に買いが入りダウは、小幅に値を上げて取引を終了した。