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欧州3か国で鳥インフルウイルス検出

2014年11月18日 16:55

 イギリスやオランダなどヨーロッパ3か国で養鶏場のニワトリなどから鳥インフルエンザウイルスが検出された。

 ロイター通信などによると、15日にオランダ西部の養鶏場で、また17日にはイギリス・ヨークシャーのカモの飼育場で、それぞれ鳥インフルエンザウイルスが検出された。今月初めにはドイツでも確認されていて、ヨーロッパでの流行が広がっている。

 オランダとドイツで確認された鳥インフルエンザウイルスは、人への感染は確認されていないH5N8型で、韓国などアジアの流行地域から渡り鳥によってもたらされた可能性があるという。

 一方、エジプトの保健相によると、17日、H5N1型の鳥インフルエンザに感染した19歳の女性が死亡したという。H5N1型は人には感染しにくいとされているが、この女性は家でニワトリを飼っていて、感染したとみられるという。