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馬英九総統“党代表を辞任”か 台湾

2014年12月1日 0:58

 台湾では、統一地方選挙で与党・国民党が惨敗したのを受け、複数の地元メディアが馬英九総統が党の代表を辞任する見通しだと報じている。

 複数の台湾メディアは、馬英九総統が自身が代表を務める与党・国民党の12月3日の中央常務委員会で、重大な発表を行うと報じた。先月29日に投開票が行われた統一地方選挙で、国民党が惨敗した責任を取り、党の代表を辞任する見通しだという。

 統一地方選挙では中心都市・台北で、無所属新人の柯文哲さんが初当選を果たすなど、国民党は22の県と市で15あった県知事と市長のポストを6まで減らした。一方、最大野党の民進党は13の県と市で勝利を収めていて、2016年の総統選挙では政権交代の可能性もでている。