武装勢力が米ジャーナリストの“殺害予告”
中東・イエメンで活動する国際テロ組織・アルカイダ系の武装勢力が4日までに、アメリカ人ジャーナリストの殺害を予告する映像を公開した。
ロイター通信によると、映像の中でアルカイダ系の武装組織「アラビア半島のアルカイダ」は、アメリカ政府が、3日以内に要求を満たさなければ、アメリカ人ジャーナリスト、ルーク・サマーズ氏を殺害すると警告した。映像にはサマーズ氏も登場し、イエメンで拘束されたことを明かした上で「自分の命が危険な状況にある」と訴えている。要求の詳細は分かっていない。
これに関連してアメリカ政府はイエメンで「アラビア半島のアルカイダ」に拘束されていた人質の救出作戦を行ったものの、サマーズ氏はその場所に居なかったと明らかにした。作戦は最近実行したということだが、詳細は機密事項だとして明らかにしていない。