アルカイダ系組織の指導者、米軍攻撃で死亡
中東イエメンを拠点とするテロ組織「アラビア半島のアルカイダ」は15日、組織の指導者がアメリカ軍の攻撃で死亡したと明らかにした。
これは「アラビア半島のアルカイダ」が15日、インターネット上に投稿したビデオ声明で明らかにしたもの。声明では、組織のナセル・ウハイシ指導者が「アメリカ軍の攻撃によって死亡した」と認めた上で、新たな指導者には軍事部門を指揮するカシム・ライミ司令官が選ばれたと表明した。
「アラビア半島のアルカイダ」は、イエメンを拠点とする国際テロ組織アルカイダ系のイスラム過激派組織で、イエメンの混乱に乗じて勢力を拡大。1月にはフランス・パリで起きた新聞社「シャルリ・エブド」の襲撃事件についても犯行を主張する声明を出している。