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天野・中村両教授 夕食会で他受賞者と交流

2014年12月8日 11:03
天野・中村両教授 夕食会で他受賞者と交流

 ノーベル物理学賞の授賞式のためスウェーデン・ストックホルムを訪れているカリフォルニア大学サンタバーバラ校の中村修二教授と名古屋大学大学院の天野浩教授は7日、NNNの単独インタビューに応じ、若者らにエールを送った。

 天野教授「ただ一つ言えることは、研究者の方には自分がやっていることをもう一回見つめ直す、それでどれだけ人の役に立つかということを考えていただきたい」

 一方、中村教授は、日本の若者は積極的に海外に出てほしいと強調した。

 中村教授「(日本企業は)良い発明、良い物はできても世界に売らない。言葉のハンディ。英語が世界で一番できない日本人、そのあたりが非常に大きな問題。若い人には最低5年以上海外に出てほしい」

 中村さんらはこの他、8日に行われる講演のリハーサルなど忙しく日程をこなした。夜には、経済学賞など他の受賞者らも出席して夕食会が開かれ、様々な話題で会話が弾んだという。

 天野教授「LEDの将来について?話していないですね。給料がどうだとか、そんな話ばかりですよ」

 授賞式は日本時間11日未明に行われる。