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北がサイバー攻撃否定 米との共同調査提案

2014年12月21日 1:28

 北朝鮮外務省は20日、金正恩第1書記の暗殺を題材にした映画を製作した会社へのサイバー攻撃について、改めて関与を否定した上で、北朝鮮の関与を断定したアメリカに対し、共同調査を提案した。

 アメリカ政府は19日、金第1書記の暗殺を題材にした映画を製作したソニーの子会社へのサイバー攻撃について、北朝鮮が関与したと断定した。

 これに対し、北朝鮮外務省の報道官は20日、「具体的な証拠のない幼稚な『調査結果』だ」と述べ、改めてサイバー攻撃への関与を否定した。

 朝鮮中央テレビ「我々は今度の事件について、米国と共同調査を行うことを主張する」

 報道官はさらに、「共同調査を拒否すれば災いがもたらされる」と述べ、北朝鮮への対抗措置に言及したアメリカをけん制した。