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米政府サイバー攻撃 情報流出は2千万人超

2015年7月10日 14:53
米政府サイバー攻撃 情報流出は2千万人超

 アメリカ政府は9日、コンピューターシステムがサイバー攻撃を受け、政府機関の採用に応募した人など2000万人以上の個人情報が流出したと発表した。

 人事管理局によると、去年5月ごろからコンピューターシステムにハッカーが侵入し、政府機関の採用に応募した人など2150万人分の個人情報が流出したという。アメリカの新聞「ニューヨークタイムズ」は、「アメリカ史上、最大規模のサイバー攻撃による個人情報流出とみられる」と報じている。

 人事管理局は先月も、政府職員など約400万人分の個人情報の流出があったと明らかにしているが、今回の発表分は一部が重複しているという。一連の攻撃を巡り、複数のアメリカメディアは中国の関与を指摘しているが、アメリカ政府は「調査中」としている。