×

新聞社襲撃、アルカイダ系組織が犯行声明

2015年1月14日 22:07

 フランスのパリで起きた新聞社襲撃事件について、中東のイエメンに拠点を置く国際テロ組織「アルカイダ」系の「アラビア半島のアルカイダ」が14日、犯行を認める声明を出した。

 「われわれ『アラビア半島のアルカイダ』は預言者の復讐(ふくしゅう)のため、今回の作戦を行った」

 インターネットに投稿された映像で「アラビア半島のアルカイダ」は、フランスの新聞社「シャルリ・エブド」がイスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を描いたことに対する復讐として犯行に及んだと主張している。

 また、アルカイダの指導者ザワヒリ容疑者の指示に基づいたとも述べている。事件をめぐっては、容疑者の1人が地元メディアの取材に「『アラビア半島のアルカイダ』から指示を受けた」と話していたが、「アラビア半島のアルカイダ」が犯行を認めたのは初めて。