ムハンマド風刺画展示で銃撃 容疑者宅捜索
アメリカ・テキサス州で起きたイスラム教の預言者・ムハンマドの風刺画イベントを狙ったとみられる発砲事件で、捜査当局は4日、容疑者の自宅を捜索、事件の背景など調べている。
この事件は3日、テキサス州ダラス郊外でイスラム教預言者・ムハンマドの風刺画を展示したコンテストの会場前で男2人が発砲し、警備員1人がケガをしたもの。容疑者2人は警察に射殺された。
ロイター通信によると、2人について警察は4日、アリゾナ州で同居していたエルトン・シンプソン容疑者とナディル・スーフィ容疑者と発表、自宅を捜索した。シンプソン容疑者はアリゾナ州にテロ組織を立ち上げようとしていたとみられる人物と関わった疑いで、2006年から当局の監視下におかれていたという。警察は、過激派組織「イスラム国」との関連についても、調べているという。