ビンラディン容疑者殺害時に押収、文書公開
アメリカの情報機関は25日、国際テロ組織「アルカイダ」の指導者、ウサマ・ビンラディン容疑者を2011年に殺害した際に押収した文書を公開した。アルカイダへの参加申込書なども含まれている。
押収した大量の文書はこれまで非公開だったが、議会などの批判をうけ、一部が公開されたもの。文書には「アメリカ大使館への攻撃に専念すべき」と書かれているなど、ビンラディン容疑者がアメリカへのテロ攻撃に固執していた様子がうかがえる。
押収物は計100点を超え、中には英語のノンフィクションの本やアルカイダへの参加申込書などが含まれている。参加申込書には「犯罪歴はあるか?」「自爆テロをしたいか?」といった質問が書かれている。また、妻や家族の健康を気遣う直筆の手紙も公開されている。