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ロケット再利用の回収実験に失敗 アメリカ

2015年1月17日 19:43

 アメリカの宇宙ベンチャー企業「スペースX」は、国際宇宙ステーション(=ISS)へ物資を運ぶ補給船を打ち上げた際に使ったロケットを回収する実験を行っていたが、失敗したとして16日、映像を公開した。

 補給船「ドラゴン」は今月10日、フロリダ州から打ち上げられた。「スペースX」は打ち上げの際に使われたロケットを再利用するため、海上の施設に垂直に着地させて回収しようと試みたが、ロケットは海上の施設に斜め45度の角度から激突し、壊れてはじき飛ばされた。

 一方、補給船はその後も順調に飛行を続け、国際宇宙ステーションに物資を届けた。「スペースX」では、打ち上げたロケットを回収し、再利用することで将来的なコスト削減を図りたい考えで、今回の実験結果をもとに今後も分析を進めるとしている。

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