無人ロケット爆発 千葉工大のカメラ再び…
日本時間28日夜、アメリカ・フロリダ州で、国際宇宙ステーションに物資を届けるための無人ロケットが打ち上げ直後に爆発した。
NASA(=アメリカ航空宇宙局)などによると、爆発したのは、民間宇宙企業「スペースX」の無人ロケットで、日本時間28日午後11時半頃に打ち上げられ、約2分後に爆発した。原因は調査中。ロケットには無人の宇宙船が搭載され、国際宇宙ステーションに物資を届ける予定だった。アメリカでは去年10月にも、別の民間会社が同様の目的のロケット打ち上げに失敗している。
また、今回爆発したロケットには、千葉工業大学が開発した流星観測カメラ「メテオ」が搭載されていたが、去年10月に続き、再び爆発事故に巻き込まれた。千葉工業大学は「予備機は準備しており、再挑戦できたらという気持ちはあるが、再打ち上げのめどが立っておらず、途方に暮れている」とコメントしている。