記録的な熱波による山火事が各地で発生するギリシャで25日、消火活動にあたっていた空軍機が墜落し、乗っていた2人が死亡しました。

25日にギリシャ中部の島で撮影された映像からは、消火活動にあたっていた航空機が突然高度を下げて見えなくなると、大きく炎があがる様子が確認できます。水を投下した直後に翼が木に接触し、一部が損傷したように見えます。

墜落したのはギリシャ空軍機で、乗っていたパイロットら2人が死亡したということです。

また、ギリシャと同じ地中海に面する北アフリカのアルジェリアでも、複数の山火事が発生し被害が拡大しています。AP通信などによりますと、これまでに少なくとも34人が死亡したということです。