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仏独露3首脳が会談“共同文書策定”で一致

2015年2月7日 22:51

 ウクライナ東部で戦闘が再び激化している問題で、フランスのオランド大統領とドイツのメルケル首相は6日、ロシアのプーチン大統領と会談し、停戦合意を完全に履行するため、各国首脳の提案を盛り込んだ共同文書を策定することで一致した。

 ウクライナ政府と親ロシア派は去年9月に停戦合意したが、先月から再び戦闘が激化し、国連は、今月1日までの3週間で民間人224人が死亡したと発表している。調停に乗り出したオランド大統領とメルケル首相は6日、プーチン大統領と約4時間半にわたって会談。各国首脳の提案を盛り込んだ共同文書を策定することで一致したという。

 8日には、ウクライナのポロシェンコ大統領を加えた4か国の首脳が電話会談することになっており、紛争の解決に向け、政治的な動きが活発化している。