×

NYダウ44ドル安 終値1万7985ドル

2015年2月20日 8:11

 19日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は、原油価格の下落やギリシャの債務問題を受けて40ドル以上値を下げて取引を終えた。

 この日は、まず原油相場が下落したことから石油大手のエクソンモービルなどエネルギー関連株を中心に売りが進んだ。また、ギリシャの債務問題をめぐり、不透明な状態が続いていることも影響し、売りが優勢となった。一方、アメリカ労働省は先週1週間に新たに申請された失業保険の件数を発表したが、前の週より2万1000件減少し、労働市場の好調さを示す結果となった。

 こうしたことから、ダウ平均株価は前日比44ドル08セント安の1万7985ドル77セントで取引を終えた。ハイテク株中心のナスダック総合指数は前日より18.34ポイント上げ、4924.70で取引を終えている。