人気映画監督が銀行強盗? 警察が一時拘束…そのワケは 米
アメリカ・ジョージア州にある銀行に、銀行強盗が押し入ったと通報がありました。警察官が駆けつけると、そこにいたのは、大ヒット映画「ブラックパンサー」のライアン・クーグラー監督でした。なぜ、銀行強盗として拘束されたのでしょうか。
◇
アメリカ・ジョージア州にある銀行に強盗が押し入ったと通報があり、ボディーカメラをつけた警察官が駆けつけました。
警官
「すみません。ちょっとこっちに来て」
男性
「なに?なに?」
警察官に手錠をかけられた男性は、「自分の口座からお金をおろそうとしてるんだけど」と、突然の出来事に驚いている様子でした。
実はこの男性、全世界で公開された大ヒット映画「ブラックパンサー」のライアン・クーグラー監督だったのです。人気監督が銀行強盗の疑いで一時、拘束されました。
しかし、この拘束は間違いだったのです。
クーグラー監督は窓口で1万2000ドル、日本円で約140万円を現金で引き出そうとし、銀行員に対してメモを差し出しました。
メモには、「金の計算は、目立たないようにやってくれ」と書かれていたのです。
メモを見た銀行員は強盗だと勘違い。金額も1万ドルを超えていたため、警察に通報したということです。
クーグラー監督は、スタッフの給料を現金で支払うために引き出そうとしていたといいます。
事情を説明したところ誤解が解け、クーグラー監督は解放され、銀行は謝罪したということです。