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「イスラム国」8500人超殺害~米司令官

2015年3月4日 10:48

 アメリカ軍で過激派組織「イスラム国」の壊滅作戦を指揮する司令官は3日、去年8月の空爆開始以来、「イスラム国」の戦闘員8500人以上を殺害したと証言した。

 3日の議会下院の公聴会で証言したのはアメリカ中央軍のオースティン司令官で、去年8月の空爆開始以来続く「イスラム国」への作戦について「我々は前進し、結果を残している」と強調した上で、戦闘員8500人以上を殺害したことを明らかにした。

 また、「イスラム国」がリビアなど北アフリカへの拡大を始めたという認識を示した上で、その理由について、イラクやシリアで「安全地帯を失いつつあるからだ」と分析した。