チュニジア襲撃 国際社会が非難の声強める
北アフリカのチュニジアで国立博物館が襲撃された事件で、国際社会は非難の声を強めている。
EU(=欧州連合)の首脳会議では冒頭、犠牲者に黙とうがささげられた。博物館襲撃事件では、フランスやイギリスなどヨーロッパからの観光客も犠牲になっていて、EUのトゥスク大統領は、「テロリストが至るところで人々を脅威にさらしている」と犯行を非難した。
一方、アメリカのオバマ大統領は19日、チュニジアのカイドセブシ大統領と電話で会談し、哀悼の意を示した。オバマ大統領は、引き続きテロ対策でチュニジア政府と協力していくともに、事件の捜査についても支援していく考えを伝えた。