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イラン大統領「約束を守る」協力姿勢を強調

2015年4月4日 12:30

 イランの核問題をめぐる協議で、欧米などとの枠組み合意を受け、イランのロウハニ大統領は3日、「我々は約束を守る」と述べ、最終合意に向けて国際社会と協力していく考えを強調した。

 「我々は世界の超大国と戦うことはない。言いなりにもならない。世界と協力するという第3の道を進む」-ロウハニ大統領は3日、テレビ演説でこのように述べた上で、相手が合意を尊重する限り「約束は守る」として、今年6月末の最終合意に向けて、国際社会と協力していく考えを強調した。

 一方で、枠組み合意によって、世界はイランがウラン濃縮を行うことを認めたとして、成果をアピールした。

 また、欧米側による制裁について、「最終合意が実行に移されると同時に、全てが解除される」との認識を示した。